HACCPの制度化(義務化)をうけて、東京から長谷川清氏を招き、HACCPセミナーが先日2月26日に無事開催されました。
【講師略歴】
講師:長谷川 清氏
DNV GL ビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社
フード&ベバレッジ部門
ビジネスディベロップメントマネージャー MBA
一般社団法人九州の食顧問
多数の国際食品関連組織の食品安全認証(HACCP、ISO22000、FSSC22000など)を提供するDNV GLのマネージャー。
DNV GLは、リスクマネジメントに関する様々な活動を150年前から実施している世界3大認証機関のひとつ。前職は、日清製粉グループ本社及び日清オイリオで食品開発と食品安全に関する職務を歴任。クレーム対応・消費者窓口・HACCP・マネジメントシステムなどを専門分野として活動している。
ご講演頂いたタイトルは、
HACCPの制度化がついに決定!~あなたの会社は大丈夫?
HACCP制度化(2021年6月)までにやるべきことがわかるセミナー!
で、制度の内容やポイントなど、とてもわかり易く解説していただきました。
食品衛生から食の安全へ
HACCPセミナーでは、冒頭に食品衛生と食品安全の違いについての解説があり、今まで日本国内では「食品衛生」に比重がおかれていたものが、今回の制度改正で「食品安全」にシフトされたことがよく理解できました。
今回の改正による求めは、食に関わるほぼ全ての事業者や人に及ぶもので、
- 食関連の全事業者にHACCPの考えに基づく衛生管理計画の作成
→(「HACCP の考え方を取り入れた衛生管理」)
- 50名以上の企業にはコーデックス基準に基づくHACCPを義務化
→(「HACCP に基づく衛生管理」)
が今後必要になってきます。
※参照:
厚生労働省HP「食品衛生法の改正について」
講演後の質疑応答は更に具体的でわかりやすいものでした。
今回は告知期間が短く、参加者が少なかったのが残念でしたが、
急遽5月15日 水曜日 18時30分からの九州の食定例会にて、再度この講演をしたいただくことになりましたので、ご興味のある方は、是非ご参加いただければ幸いでございます。
■お問い合わせ先
一般社団法人九州の食 事務局
TEL:092-739-5372
FAX:092-510-7114
Mail:info@kyushunoshoku.or.jp