昨今の新型コロナウィルス感染症では不安な日々をお過ごしのことと存じます。
感染症対策としてイベント等の開催自粛報道が相次いでおります。
そんな中、当法人では、3月の9日と18日に予定している定例会とセミナーの開催について、当団体の運営委員会並びにリスク管理委員会にて慎重に議論を重ねて参りました。
その結果、3月9日定例会、3月18日安心安全セミナーともに開催することになりましたことをご報告申し上げます。
簡単ではございますが、開催の判断について、以下の通りご説明申し上げます。
<理由1>
講演(3/9開催定例会)で扱うテーマもセミナー(3/18HACCPセミナー)で扱うテーマも今年中に法施行が決定しているものです。
それぞれ特許・意匠関連(4/1施行)、HACCP関連(6月施行)となっており、時期的にタイミングが合っていること。
また、法の施行が延期されるとの報道が現時点ではありませんので、やはり準備はしておく必要があると判断したためでございます。
<理由2>
特に、知的財産権に関する法改正・施行は、私が様々な方面から情報収集したところでは、かなり大幅な改正であり、特に改正意匠法においては、その改正をうけての内容を熟知した方々が、自社に有利な意匠登録を先行して行われることも考えられます。
会員の皆様には、情報が少ないために本来得られる可能性がある利益が失われることのないように法施行前に改正内容をお伝えしたかったためでございます。
今回の意匠法の改正は、過去の事例からもかなり革新的なものにつながる可能性を持っています。
これら知的財産の革新的な活用について、専門家の観点からの解説や今後の戦略等についての提案など、法施行前に学んでいただければ幸いです。
定例会及びセミナー開催に向けて
定例会・セミナーなどイベントの開催に対して政府は、2月24日の専門家会議を受けて次のように見解を示しております。
「感染の拡大のスピードを抑制することは可能だと考えられます。そのためには、これから1-2週間が急速な拡大に進むか、収束できるかの瀬戸際となります。」
定例会開催日の3月9日は、2月24日から数えて丁度15日目となりますので、新型コロナウィルスがある程度収束するか否かが今以上に明確になるかと思います。
万が一の場合は、その時点で開催中止とすることを条件にして開催することにした次第でございますが、現時点では福岡市内並びに九州域内において、罹患者が多くなく、またクラスター感染を招くものが少ないと思われる点などを考慮して、開催を決定しています。
ただし、繰り返しになりますが、状況が急変した場合などで中止すると判断した場合は、その決定した時点で当該ホームページ及びFacebookページ等で公表するとともに参加者に対してご連絡をさせていただきます。
また開催にあたっては参加希望者の定例会・セミナーの参加条件として、
●参加者の健康状態が良好であること
●発熱があるなどに不安がある方の参加を見送っていただく
をお願いし、また参加される皆様には
●受付時にアルコール等による手指の消毒
●咳エチケットのお願い等の徹底
をお願い致しております。
事務局では、受付担当等複数の参加者と接触するスタッフのマスクの着用の義務化、アルコール消毒液の配備など徹底した対策を講じてまいります。
是非、御理解の上、皆様のご参加をご検討いただければ幸いです。
一社)九州の食事務局長
島田晃徳