先日来、博多の大東園、小倉の旦過市場と、飲食店、商店街の火事が続いています。
自宅、自店、自社の防火は防災の第一歩です。
特に業務で火を使う飲食店等においては、2018年12月の新潟県糸魚川市で発生した大規模火災で、火元が消化器具の設置義務のない小規模飲食店であったこと等から、消火器具の設置基準が見直され、消防法施行令・消防法施行規則が改正され、2019年10月1日に施行されました。
この改正により、消火器具を設置した施設においても、消火器具の設置後6ヵ月ごとに点検を実施し、1年に1回消防署に「消防設備等点検結果報告書」を提出することが必要となりました。しかしながら、十分に守られていないようだと、元消防士の木ノ下勝矢さんは言います。
今回は、元消防士で、防火・防災の専門家、大分県の地域づくりの実践家を育成する「豊の国づくり塾」1期生であり、NPO法人レスキューサポート九州の理事、一般社団法人日本モバイル建築協会理事、大分県水難救済協会事務局長などの要職にある木ノ下勝矢さんを講師としてお迎えし、飲食店の防火から自然災害の事前防災まで、防火防災の備えについて、お話しいただきます。飲食店や食品加工業などの経営者が多い九州の食の定例会にふさわしいお話しが聞けるものと期待しています。飲食店等が1年に1回消防署に提出することが義務付けられている「消防設備等点検結果報告書」の書き方等についても具体的にご指導いただく予定です。
『助かるだけでなく生き続ける防災、飲食店等の防火防災アドバイス』
~消火器から事業継続計画(BCP)まで~
日時:令和4年5月19日(木曜日)
18時15分~ 受付開始
18時30分~20時00分 講演会
※20時00分~22時30分 懇親会
会場:ウイズスクエア福岡
住所:福岡市中央区大名1-3-7 サウスステージI 3階
参加費:以下の通りです。
講演会 会員=無料 一般=3,000円
懇親会 4,000円(会員及び一般とも)
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